大家様からのご相談
愛知県小牧市にある集合住宅にて、入居者の方が室内で亡くなられているのが発見されました。
ご相談いただいたのは物件の大家様で、警察の立ち会いのもと確認が行われたものの、ご遺族とは連絡が取れない状況が続いていたため、原状回復を目的とした清掃と処分をお急ぎでご依頼いただきました。
現場の状況と初期対応
室内には家具や生活用品が整然と残されており、一見すると日常生活の延長のような様子でしたが、腐敗による臭気が強く、床の一部には体液の浸透も見られました。
まずは必要な範囲で床材を一部撤去し、専用薬剤による除菌・清掃を丁寧に実施。その後、残された家具や家電、日用品を品目ごとに分別し、不用品として回収・適正処分を行いました。
消臭処理と作業後の変化
臭気対策として、業務用オゾン脱臭機「Panther-J」を導入。数時間のオゾン処理により、腐敗臭はほとんど感じられないレベルまで軽減しました。
また、照明や換気の調整も行い、室内の空気感も改善。写真では、作業前の状態と清掃・消臭後の状態を比較してご覧いただけるよう、ビフォーアフターを記録しました。
ビフォー



アフター



大家様の反応と担当の思い
大家様からは「安心して次の入居の対応ができる」とのお言葉をいただきました。
私たちは、孤独死という突然の出来事にも冷静に対応し、ご依頼者様の心理的負担を軽減できるよう努めております。